今こそ憲法9条を生かす時

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     −2022年の幕開けに− (結103号抜粋)

 昨年10月末の衆議院選挙で改憲勢力が3分の2を超え、今夏には参議院改選が控えており、今年は正に憲法9条を守り抜くための正念場です。

 自民党は、9条への自衛隊明記、緊急事態条項、参院選合区解消、教育環境の充実からなる憲法改正4項目を提案しています。憲法9条に、集団的自衛権を有する自衛隊を明記することは、その行使につながっていきます。現在、我が国周辺での有事の可能性が喧伝されていますが、万が一にも、我が国が集団的自衛権を発動したら、日本も交戦国となり、戦争に加担することになります。国内の米軍基地が真っ先に攻撃対象となり、多くの市民が戦禍に巻き込まれるでしょう。そうならないため、集団的自衛権を行使させてはなりませんし、その伏線となる 9 条改悪はなんとしても阻止しなければなりません。

 年明け1月3日には核兵器保有国である米露中英仏の5カ国が「核戦争に勝者はなく、決して戦ってはならない」との共同声明を発しましたが、これからは、軍事の抑止力に拠らずに、平和をつくるための論理と行動が求められています。

 今、憲法9条を改悪することなどもってのほかであって、必要なことは、この9条の理念を国際平和のために現実に生かしていくことではないでしょうか?