危機に立つ憲法記念日・5月3日を前に

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今せまる「戦争をする国」とは!

 自民・公明の与党は4月の一斉地方選を無難にやりすごし、5月になったら「集団的自衛権」の名で戦争遂行のための立法にまい進する作戦を進めています。

 しかし、「戦争をする国」に向けて今、私たち国民はどのような覚悟を固めたと言えるのでしょうか。イスラム圏周辺で宗教対立にからむ戦火が拡大し、テロという無差別殺人が世界中どこにも飛び火する危険が現実化しています。そこに我が国としても油を注ぐような自衛隊=「わが軍!?」の参戦は、我が国の国内の安全にも大きな影響を及ぼす、というような一国の利害だけでなく、世界平和への努力を支援することにならないのは明らかでしょう。

 未来を切り開く力としての憲法9条をこそ、我が国は強くかかげるときではないでしょうか。

 地方選による与野党勢力の動向や、憲法記念日の行事などに多くの皆さんが注目され、参加されて、平和を作り守る国民の大きな運動となることを期待しています。