「結」30号を発行。

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9月中旬に発足した民主党中心の新政権のもとでの初めての国会が開催中です。新政権に対して期待と同時に不安があるというのが多くの国民の見方のようです。今、外交問題では、沖縄の米軍普天間基地移設の問題があります。総選挙の前には「県外移設または国外移設」と公言していた民主党ですが、「嘉手納基地統合案」や「新基地建設案」等の「基地たらいまわし」の閣僚発言が相次ぎ、鳩山首相は「最後は私が決める」との発言に終始しています。これではまさに不安そのものであり、公約に逆行するものです。

11月7日には嘉手納町で2500人、8日には宜野湾市で2万1千人の沖縄県民が集結し、怒りと抗議の声を上げたと報道されています。戦後64年間、沖縄県民は基地があるため様々な被害を受けており、我慢の限界です。私たちも「沖縄から、日本から米軍基地をなくそう」の声を広めていく時ではないでしょうか。

鳩山新政権には、沖縄県民の願いに耳を傾け、米国の圧力に屈せず、腰をすえた米国との交渉を求めたいと思います。今こそ、「憲法9条」を生かした外交が輝く時です。