憲法9条の会つくば
a080720.txt 2008年08月18日
3周年記念のつどい(10/4)に向けて
いよいよ暑い夏です。
国際的な原油や穀物の高騰の影響をうけ、物価がどんどん上がり、生活が大変になってきています。7/9閉幕の北海道洞爺湖サミットでも、物価高騰への実効性のある措置を打ち出せませんでした。最大の焦点であった地球温暖化対策についても、主要8ケ国(G8)首脳は、温室効果ガスの排出削減中期目標や具体的な数字目標を示さず、2050年までに世界全体で50%削減を採択することを求めました。しかし、中国やインドなどに「先進国の歴史的責任」を指摘され、主要排出国(16ケ国)では合意はされませんでした。
地球温暖化問題は、今、緊急の課題です。先進国の責任放棄は許されません。すぐにでも、温室効果ガスを大量に放出しているすべての軍事行動をやめるべきです。
さて、「憲法9条の会つくば」は10月に3周年を迎えます。「記念のつどい」を10月4日(土)午後、つくば国際会議場で開催します。記念講演は「憲法9条を変える日本、変えない日本」と題して、筑波大学出身の松本侑子さん(作家、翻訳家)です。文化行事は「飛んでイスタンブール」で有名な歌手の庄野真代さん(国境なき楽団代表)に決まりました。知人、友人などをお誘い合わせのうえ、多くの方の参加をお待ちしています。
また、つどいに向け、賛同人(つくば市在住者)は600名、署名数は6000筆以上を目標に取り組みたいと思います(現在到達数は下記記載のとおり)。皆様のご協力をよろしくお願いします。
2004年の通常国会以降「憲法改悪反対」の国会請願署名総数が、実
に1061万人を超えたそうです。これは、“憲法9条を守る!”という
国民の世論と運動の高まりの表れと言えるでしょう。一方、政府・与党
(自民党、公明党)は、海外派兵恒久法を来年の通常国会に向け提出する
動きを強めています。この法制は、いつでも自衛隊の海外派遣を可能にし
ます。海外派遣された自衛隊が、これまで政府の憲法解釈でも禁じられてきた武力行使に踏む込む危険性があります。
私たちは、この「憲法9条違反」の法案を許さないよう、一歩一歩「憲法9条を守れ」の 運動を進めていきましょう。